MENU

【職場の人間関係がつらいあなたへ】怒り・不眠・ストレス…NLP的「ポジションチェンジ」で心が軽くなる方法


目次

😣 その“ひとこと”が忘れられない…人間関係の悩みが心身を蝕むとき

「夜、ぐっすり眠れない」
「ずっと頭の中で誰かの言葉がリフレインする」
「怒りが収まらず、顔を見るのも嫌になる」

そんな体験、あなたにもありませんか?

とくに職場や家族など、距離をとれない関係の中でトラブルが起こると、我慢し続けた感情が一気にあふれ出すことがあります。

そしてそのストレスは、眠れない、食欲が出ない、仕事に集中できない…と、日常にじわじわと悪影響を与え始めます。


🧭 NLPが教えてくれる「視点を変える力」

NLP(神経言語プログラミング)では、こうした人間関係の悩みに対して、「ポジションチェンジ」という手法を用います。

これは、相手の立場、第三者の立場、自分の立場を物理的にイスを使って入れ替えることで、視点と感情の切り替えを体験するワークです。


💡 NLP「ポジションチェンジ」の実践例

ある相談者の方(仮にAさん)は、職場の先輩との口論をきっかけに、相手の発したひとことが頭から離れず、数か月間眠れない日が続いていました。

🔹ステップ1:まずは自分の立場から語る

2つのイスを向かい合わせに置き、「自分」と「相手」のイスに分けて、自分の立場から見た相手の印象や、言いたいことを自由に話してもらいました。

💬「顔も見たくない」「自分のことをまったくわかってくれない」など、辛辣な言葉が出てきてもOK。
感情をしっかり出すことが大切です。


🔹ステップ2:第三者の視点から両者を見る

3つ目のイスを離れた位置に置き、あたかも第三者として2人のやり取りを観察してもらいます。

💬「お互いに言い分があるようにも見える」「自分もかなり怒ってたな…」

こうした冷静な視点が生まれてきます。


🔹ステップ3:相手のイスに座ってみる

今度は相手のイスに座り、「自分が相手の立場だったらどう感じていたか?」を想像してもらいます。

💬「あの人もプレッシャーがあったのかもしれない」
「自分が思っていたより、相手も追い詰められていたのかも…」

すると、相手の言動にも理由や背景があったことに**“気づく”感覚**が生まれます。


🕊 変化は「心の余裕」として現れる

ポジションを何度か入れ替えるうちに、Aさんは徐々に気持ちが落ち着いていきました。

1週間後には…

  • 「相手の顔を見ても平気になった」
  • 「普通に会話できた」
  • 「夜も眠れるようになった」

という変化が訪れました。


🌱 視点が変われば、感情が変わる

私たちは、自分の視点から見える世界で判断しがちです。
でも、相手にもまた「相手の視点」があり、その立場に立ってみると、見え方がまったく変わることがあるのです。

この「視点の移動」は、単なる思考の転換ではなく、身体と感情を使って体験することに意味があるのです。


🔄 NLPでの応用:ポジションチェンジとは?

ポジション意味
第1ポジション自分の立場(主観)から体験する
第2ポジション相手の立場(相手の主観)に立って感じる
第3ポジション第三者の視点(客観的に全体を見る)から俯瞰する

この3つのポジションを行き来することで、感情の整理・関係性の変化・許しや気づきが自然に生まれていきます。


💬 今日のひとこと

いさかいがあるとき、人は「自分が正しい」と思っている。
でも、相手も同じように思っている。
視点を変えれば、許しと理解の道が見えてくる。


✅ まとめ

項目内容
問題職場の人間関係による怒り・ストレス・不眠
NLP技法ポジションチェンジ(視点・立場の変更)
効果感情の整理、冷静さの回復、関係性の改善
メッセージ自分も相手も“それなりの理由”がある。視点を変えると許せることがある。

🧭 次回予告

【第10回】「目標があっても行動できない」
〜やる気が湧かないあなたにNLPでできること〜

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

専門分野 
コーチング・カウンセリング

国家資格
公認心理師
キャリアコンサルタント
中小企業診断士
保育士

その他資格
一般社団法人ここからだ 認定発達支援コーチ
米国NLP協会認定NLPトレーナー
米国教育キネシオロジー協会認定ブレインジムインストラクター
国際キネシオロジー大学認定タッチフォーヘルスインストラクター

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次