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【第1回】事例で知るーカウンセリングってどんなことをするの?

✅ 【心理師が解説】カウンセリングとは何か?|自分自身の体験から


目次

はじめに|なぜ「カウンセリング」が必要なのか

「行動したいのに動けない」
「焦るのに、前に進めない」

そんな状態になったことはありませんか?

かつての私も、まさにそのような時期を経験しました。
本記事では、私自身のカウンセリング体験をもとに、カウンセリングとは何か、そして誰にとっても役立つコミュニケーション技法であることをお伝えします。


私自身がカウンセリングに救われた体験

以前、私は会社を辞め、新しいことを始めようとしていました。
しかし、いざ始めてみると――まったく気持ちが乗らず、身体が動かない。
焦るばかりで、不安と不快感に苛まれ、悪循環にはまりこんでいました。

そんなとき、カウンセラーに話を聴いてもらう機会がありました。
数回にわたって自分の思いを語るうちに、自分が本当に望んでいた方向性が、少しずつ見えてきたのです。

  • 目の前が晴れるような感覚
  • 身体が内側から元気を取り戻していく感覚

それを体験しながら、自然と「少しずつ行動できる自分」へと戻っていきました。
そして、やがて日々に充実を感じられるようになったのです。

カウンセリングは、確かに私を助けてくれた手段でした。


カウンセリングの定義とは?

「カウンセリングって何をするの?」「悩みを聞いてもらうだけ?」
こうした疑問を持つ方も多いと思います。

心理学の権威・國分康孝先生監修の『現代カウンセリング辞典』では、こう定義されています:

「言語および非言語的コミュニケーションを通して、行動の変容を試みる人間関係」

そしてその目的は、

「人生で誰もが遭遇する問題を乗り越えながら成長することを支援すること」
(例:人間関係、進路、家族、職場、人生計画、老後など)

つまりカウンセリングとは、
「話を聴く」ことを通して、“その人が自分らしく生きるための選択肢を見つける”支援関係なのです。


カウンセラーは「答えを与える人」ではない

私を支援してくれた方も、私に何かを押しつけたわけではありません。
ただ丁寧に話を聴き、ときに問いかけたり、私の言葉に共感したりしながら、
**「本当はどうしたいのか」**を一緒に探ってくれました。

そうした対話が、自分の内側から力を取り戻すきっかけになったのです。


カウンセリングは誰にとっても役立つ「人間関係の技術」

よくある誤解に、「カウンセリング=専門家だけが使う技術」というものがあります。
しかし、実際には…

  • 教育者
  • 医療・福祉関係者
  • 上司・先輩
  • 接客や販売職の方

など、「人と関わるすべての人」にとって有効です。

🟢 カウンセリング技法を学ぶことは、“人を大切にする関わり方”を学ぶことでもあるのです。


カウンセリングマインドがある社会へ

近年、カウンセリング技術を学びに来られる方が増えています。
これはとても希望の持てる流れだと私は感じています。

プロのカウンセラーに限らず、
“人の話を丁寧に聴ける人” “相手を尊重する姿勢を持った人” が増えることで、
私たちの社会はもっと優しく、温かく、過ごしやすいものになるはずです。

💡 今日の一言まとめ

カウンセリングとは、対話を通して「人生の課題を乗り越える力」を引き出すコミュニケーション。
それは専門職だけのものではなく、すべての人が使える“生きる技術”です。


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この記事を書いた人

専門分野 
コーチング・カウンセリング

国家資格
公認心理師
キャリアコンサルタント
中小企業診断士
保育士

その他資格
一般社団法人ここからだ 認定発達支援コーチ
米国NLP協会認定NLPトレーナー
米国教育キネシオロジー協会認定ブレインジムインストラクター
国際キネシオロジー大学認定タッチフォーヘルスインストラクター

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